1年で1,000本のストロー不使用を達成した小学生!
1年で1,000本のストロー不使用を達成した小学生!
~「子どもの日」なのに、大人が子どもからもらった素敵な話の贈り物~
5月5日こどもの日に開催(かいさい)したネイチャーセミナー@エコストアパパラギに参加した小学校5年生の話を聞いて驚いた!
2013年バリ島で当時10歳と12歳の姉妹が「レジ袋ゼロ」運動「Bye Bye Plastic Bags」(バイバイプラスチックバック)を立ち上げ、その活動はクラスメイトをはじめ同年代(どうねんだい)の子供たちへと浸透(しんとう)していきました。
2013年バリ島で当時10歳と12歳の姉妹が「レジ袋ゼロ」運動「Bye Bye Plastic Bags」(バイバイプラスチックバック)を立ち上げ、その活動はクラスメイトをはじめ同年代(どうねんだい)の子供たちへと浸透(しんとう)していきました。
活動はバリ島中に広がり、一大プロジェクトになり、州知事を動かし、そしてとうとうプラ製品禁止条約実現にまでなったのです。
(バリ島ではその後2019年に、袋、ストロー、カップや食品容器などの発泡(はっぽう)スチロール製品を含(ふく)む、使い捨てプラスチック製品が禁止されました)
その話を知り、当時3年生の彼女は「自分には何ができるだろう?」と考えました。
その結果"給食牛乳のストロー"をやめよう!と考えました。
何故なら、自分一人で使っている給食牛乳のストローは年間200本、でも調べてみると自分が通う小学校全体だと13万本も使っていることがわかったのです。
そして、校長先生に相談し、許可をもらい、ストローを使わない行動を始めたのです。
ところが、パックに直接口を付けて飲むと味が違うらしい、と噂になり彼女の考えにも共感した生徒もいて、その後4人の生徒が加わり、一人年間200本使うストローが5人で計1,000本の節約になりました。
この話は私にとって「子どもの日」なのに大人が子どもからもらった素敵な話の贈り物になりました!
さて、それで話は終わりません、その後彼女はある本を読みました。
その本は20年前にアフリカでポリぶくろのリサイクルを始めた女性の話です。
彼女はこの本を読んで読書感想文を書きました。
そしてその感想文が第66回青少年読書感想文コンクールで認められたのです!
そして、もう一つ話は続きます!
彼女には小学校一年生になった弟がいるのですが、弟もストローを使いたくないと考えていたので、給食牛乳をストローを使わず飲んでいます。
ちょうど担任の先生がお姉ちゃんの元担任(もとたんにん)の先生だったので、よく理解してくれています!
エコストアパパラギを知ったのは「地球が危ないプラスチックごみ」(汐文社(ちょうぶんしゃ)・エコパパでも販売中)の本を読んでいたからです。
彼女が手に持っているのは自分で作っている学習ノート、プラスチックだけでなく他の素材(そざい)や資源(しげん)、エネルギーの事、温暖化のことなど、びっちりと書かれていて、まるで科学辞典(じてん)の様です。
「こどもの日」の夜、家に帰ってからクラスメートの人達とやっている"直接飲み"を自分も実験してみたくなりました。
「はしで穴をあけてそのまま口を付けて飲む」という彼女が教えてくれたやり方でやってみたところ、とてもおいしく感じました!ついでにうれしくて、穴に「こいのぼり」を立ててみました!
そして、グレタさんの話や色々なことを知るにつけ、「子どもが地球の未来を救う!」という気持ちがますます強くなったのです。 文責(ぶんせき)たけもとまさひろ
※文責(ぶんせき)とはこの文章の内容に責任をもって書いた人のことをいいます。
この話の続きはこちら https://ecostorepapalagi.com/変革のレシピ/
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