2022年連続講座 第1回 1月29日(土)井田徹治さん

「かけがえのない地球~これまでの50年、これからの10年~」


※NPO気候危機対策ネットワーク会員の方対象の講座です
◆講師 井田徹治さん 共同通信編集委員・WWF Japan理事
◆司会進行 武本匡弘

◆始めに:
1972年6月スェーデンで開催された「国連人間環境会議」(通称ストックホルム会議)、 これは環境問題についての世界で初めての大規模な政府間会合でした。
キャッチフレーズは「かけがえのない地球(Only One Earth)」113か国が参加しました.
今年はそれからちょうど50年にあたります。

◆井田徹治さんとの学び:
私達は、気候危機に立ち向かうために極めて具体的な行動の選択が必要ですが、同時に基礎的知識の精査も常に行う必要があると思います。
武本自身、井田さんの長きにわたり蓄積されてきた知見や情報をいつも共有させていただいているのですが、主宰するNPOでの活動に参加している人や、養成コースで学んでいる環境活動家達等身近な人に深く共有させる事の意義を常に考えるようにしています。
それが、環境活動家を育てていくための「共育」における有効な手立ての一つと信じているからです。
井田さんは1991年、気候変動枠組み条約策定前の多国間交渉からこのプロセスを見てきているという日本の現役記者ではおそらく唯一の存在です。
水俣から福島、気候危機に至る50年を振り返り、「地球環境問題」のレビューをし、今後の10年~50年を考える、そして私達の活動においてより効果的な行動の選択は何か?
この10年が正念場だ! という課題に2022年度約1年をかけ、井田さんと共に取り組んでいきたいと思います。

◆1年間計4回シリーズ:
1月29日(土)第1回目は「生物多様性とは何か」 地球の限界を超えつつある生物多様性の崩壊、人類を養う絶妙なネットワーク破壊の現状を知りそもそも「生物多様性」とは何か?という基本概念から、「自然環境・生物多様性」と言うと人間を切り離し、 環境を客体として捉えようとする思考から脱却する事がいかに重要であるかを学びます。
16時~18時(状況により延長あり)

◆必要な物 以下の参考図書のうち所有のものがあることが望ましい。(エコパパにて継続販売中)
参考図書

・「生物多様性とは何か」岩波新書

・「次なるパンデミックを回避せよ」岩波科学ライブラリ

◆4回のシリーズを通してのゴールは、やはり市民活動(運動)が社会変革のけん引力となり得るという確信を得る事、その認識がより効果的な行動の選択をする上での思考基盤になり得る事ではないか?と考えています。
◆NPO気候危機対策ネットワーク会員の方対象の講座です
「知は力なり」どうぞお楽しみに

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