12月20日「無知学への招待」鶴田想人さん講演会
無知学への招待 ~知らないことを問い直す~ 12月20日(土)@エコパパホール
私たちの未来を考える時、このままで良いはずがない…。
そう思い始めた時「何故知らなかったのだろうか?」という気付きが新たな思索と「希望への旅」の始まりであるはず。

「無知学」とは何か?
科学は知識を生み出すものでありながら、同時に無知も作り出してきたのではないか…?こうした反省から出発した「無知学」
これは従来の科学史の再解釈を試みると、もしかして「私たちを無知でいさせようとする様々な形での圧力」があるのではないか?ということを明らかにする学問、それが「無知学」です。
私たちを〈無知〉へ追いやるものは何か?ということへのヒントにもなるのではないか?
つまり「無知学」は社会運動の基礎理論であるのです。
この講座では無知学から広がり、様々な分野から知と無知のあり方を問うという、これまでにないほどエキサイティングな「無知への探求」ともいえる講座になると確信しています
講師紹介

鶴田想人(つるたそうと)
無知学を研究・紹介してきた者として何より嬉しく存じます。
「知る」ことが自分たちの暮らしにとっても未来にとっても大切でありながら、その足元を掬うように、誤情報・偽情報の拡散で何が何だかわからなくなって、行動の前で足踏みしてしまっている方も多いのではないかと思います。
無知学は、そのように知を妨げるものに対して、その社会的な要因を探って解決しようとするものです。
エコストアパパラギに集う人たちから産まれた「NPO気候危機対策ネットワーク」の活動を知り、まさにこうした活動をされている方、またそれに参加されている方々に、無知学がどう「響く」のかということは、私自身とても興味がございます。
経歴
東北大学ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(DEI)推進センター 特任助教
専門分野:科学史・科学論 研究テーマ:無知学(アグノトロジー)、ジェンダー研究
1989年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学、修士(学術)。お茶の水女子大学ジェンダード・イノベーション研究所客員研究員、大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員を兼任。共編著に『ジェンダード・イノベーションの可能性』(明石書店、2024年)、『無知学への招待』(明石書店、2025年)、共訳にロンダ・シービンガー『奴隷たちの秘密の薬』(工作舎、2024年)がある。
講演会スケジュール
◆12月20日(土)16時~18時 司会進行 武本匡弘
◆エコストアパパラギ2階ホール
◆参加費 1,100円 中学生以上が対象です(中高生700円)
※NPO気候危機対策ネットワークのHPが開きます。
お電話でのお申し込みは0466-50-0117(エコストアパパラギ)まで。
「何故知らなかったのだろうか?」という気付きが新たな思索と「希望への旅」の始まりです!
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