何がヤバイ?石炭火力発電所を知る

"何がヤバイ?石炭火力発電所” を知る懇話会! 以下 文責 武本匡弘
~ただ石炭火力を反対・賛成などと言うだけではない日本のエネルギーの未来を考える懇話会~ 

東京湾にそびえる"座礁予算モニュメント"立派!
その名も「横須賀石炭火力発電所」海に浮かぶ"金捨て場"!
すぐそばにはマンションが見え、住宅地目の前、アッパレ!
◆神奈川県は「『電力を選択する』が地球を救う」と必死にアピール!
(神奈川県HPより)
◆世界の流れは「自然エネルギー」どんどん普及で安くなる!
(ウエ~、石炭タケエー…。)
◆オランダ シェル社を訴えた市民グループ、歴史手的勝利!
(シェル社にCO2大幅削減を命ずる判決)
さて、それなのに、それなのに~ 何故作る?

建設中の横須賀石炭火力発電所に関して、いったい何がヤバイ!と言える問題なのでしょうか?
私は、何より知られていない!という事に尽きると思っています。
先ずは、反対、賛成という前に「知ること」から始めなければなりません、つまりどれだけヤバイか?となると、地元の人でさえ知らない、圧倒的に多くの人達がその存在すら知らない、これほどヤバイ事はないのでは?

次に必要な事は、反対と考える人は明確なその理由、そして対案を持っていることが必要です。
つまり、ただ何でも反対しているわけではないという根拠が必要です。

逆に、石炭火力発電所が日本には必要、と考えている人も同じことが必要、共に考えてみましょう!

ただ、ここで一つの厄介な問題があります、それは情報が非公開だらけという現実です。
そのため、一人で色々調べようとしていても限界がありますし情報収集も偏ったものになりがちです。
ですから集まって共に学ぶ、意見交換をする、議論するという場が重要です。
また、賛成と主張する人の中には反対する人に対してただ「何でも反対する!」という事を言う人がいますが、その前に「何故反対なのか?」という事に耳を傾けることも大切です。

いずれにしろ、先ずは集まってみんなで意見を聞き合い、その中でより良い行動の選択をするという場に身を置くという経験もなかなか良いものではないでしょうか?

さて、今国内には160基以上の石炭火力発電所が稼働している事を知っていますか?
実はそのことすら知らなかった、という前に「えっ?何?石炭?」と石炭というものを見たことも触ったことも食ったこともない、という人が圧倒的に多いのも事実。

私自身は北海道で生まれ育ち、正に石炭と共に育ち、冬の石炭運びは子供の仕事、学校も石炭当番があり、蒸気機関車が石炭を燃やして走っている時代にいましたから、その汚さの記憶は強烈!
直感的に今の時代に何故石炭?と先ずは拒否感が出るのですが、その前に先ずはいろいろな人の意見を聞いてみたい、正に「異論との出会い」を求めているのです。

さて、現実的な話です。
石炭火力は化石燃料の中でも最も汚染度が高いエネルギーです。これが稼働すれば、硫黄酸化物や窒素酸化物、PM2.5 などの大気汚染物質、石炭灰、地球温暖化の原因になる CO2、水銀を大量に排出することになります。

そんなものを何故作るのか?しかも世界は脱石炭に向かっているのになぜ日本だけ?
菅前首相
が打ち出した2050年の排出ゼロ目標、更には最近の2030年度の46%減目標等、よく考えると(いや良く考えなくても)「ならば石炭火力を何故作っている?」と、誰もが疑問に思い、全くつじつまが合わないことに気が付くはずなのに…
考えれば考えるほどミステリー!だからこの話の情報交換はエキサイテイングでとても興味をそそられるのです。

現在建設中の"横須賀石炭火力発電所”に関する最新の情報の共有と、日本の電力・エネルギー問題等に関しての意見交換や情報交換などを行い、自分の頭で考えられることを目指します。

みんなで考えてみると実はそんなに難しい問題ではない!
という事にも気が付きます!是非来てね!

担当 横須賀石炭火力発電所訴訟原告 武本 匡弘

その他情報は以下のサイトからも見られます👇
Japan Beyond Coal 石炭火力発電所を2030年までにゼロに (beyond-coal.jp)

横須賀火力発電所建設を考える会 | 石炭火力を考える東京湾の会 (nocoal-tokyobay.net)