井田徹治さんとのコラボ

井田徹治さんのこと
「生物多様性とは何か」(2010年岩波新書)井田徹治・著        
今でも重刷が続く間違いなく良書といえるこの著書が井田さんを知るきっかけになり、その9年後に都内のシンポジウムで共に登壇者として偶然顔を合わせているのですが、著書と目の前の井田さんとが全くつながっていませんでした。
そして、10年間の時を経て改めて読むと、自分が目にしてきたことと井田さんが取材で歩いて書かれていることなどが幾つも重なり驚きました。
もちろん、科学部記者、ワシントン支局特派員(科学)、などのキャリアに加え主要な国際会議の取材を多く行っている井田さんの知見には足元にも及ばないのですが、大きな背伸びをしてでも「井田さんとは根本のところでつながっている」と勝手に思い込んでいるのです。

「ペンは力なり」という言葉がありますが、平和ボケした日本ではもう死語であろうか? いや、そうではないと思います。
多くの環境活動家達や、思索する仲間達は「忖度報道」がはびこるメデイアの"非科学的情報"の中から常に「何が真実なのか?」という事を追い求めています。つまり、真実を見極める力を必要とする市民がいる限り、"ペンは剣に代わる力"となり得ると信じていたいと思います。
そういう意味では井田さんの報道記事は主要新聞社の誌面をはじめ全国の地方紙までにも拡散されるので責任は大きいし、「真実の報道」でなければならない。

そこで真実の報道とは何か?と考えてみた。
一言では言い難いが、やはり自らの足で取材し、実際に目撃し、科学者らの知見等からの裏付けを取って書かれたものであること、つまり「常に科学と共にある」という事ではないかと思います。
しかも井田さんの視座は常にグローバルであるので、国内での忖度に縛られる必要もありません。(きっと!)
さて、最新の著書「次なるパンデミックを回避せよ」(岩波科学ライブラリー)、は今私達が早急に行動しなければならないことへの緊急メッセージでもあります。

国内ではこの終わりの見えない災禍の本質を見極める報道はほとんど見られない。
つまり、「環境破壊と新興感染症」という観点から人間が引き起こしてきた様々な環境破壊が、動物由来感染症のパンデミックの背景にあるという事を解き明かして書ける人は、地球環境問題をライフワークとする井田さん以外に見当たらないのです。ですから、井田さんは私が知る限り、日本で最も環境問題に精通しているジャーナリストであると思うのです。

再び精一杯背伸びをして、井田さんと私の共通項を考えてみました。
一つはやはり40億年にわたる地球の生命史が凝縮されている「生物多様性」の重要性を訴え続けたいという使命感、そして「次世代にこれ以上ツケを回さないために」というフレーズ、これが私達の強い思いです。

いつも重要なヒントをいただいている、井田さんに感謝!(文責 武本匡弘)

憧れのシルビア・アール博士(海洋学)とのうらやましいツーショット!(2019年COP25にて)

◆井田徹治さん(共同通信社編集委員)とのコラボ講演会です!
◆5月 1日(土)・14:00 藤沢市民会館
◆第1展示ホール(250名定員にて約4分の1の定員で開催、各席の間の距離を1.5mの間隔を取っての会場設定にて開催します)
是非、来てね! 申し込みは 0466-50-0117