国産シャンプーバー/コンディショナーバーの「Nercocia(ネルコッチャ)」。
エコストアパパラギで取り扱いを始めてから、石油由来成分が微量ながら含まれていることが判明しました。
すぐにメーカーである株式会社ミヤモリへ連絡したところ、驚くほどのスピードで社内および製造工場における改善が進められ、石油由来成分ゼロへとリニューアルされました。
その取り組みについて、担当の伊東さんにお話を伺ったのでご紹介します。

担当・伊東さんの想い
ネルコッチャはもともと、ボトルレスで生分解性(植物由来成分100%)を目指したブランドです。そのため、成分に石油由来のものが含まれていると分かったときは、かなりショックで悔しい思いをしました。
製造工場からは「配合量はごく微量で、品質や安全性には問題ないレベル」と説明を受けました。しかし、それでは目指している「植物由来100%」とは言えません。微量だからといって妥協してよい問題ではないと感じ、すぐに上司へ成分の見直しと変更をしたいと直談判しました。
信念としての「植物由来100%」
自分たちが取り組んでいることに自信を持ち、「100%植物由来です」と言い切れなければ意味がありません。
少しでも引っかかる気持ちを抱えたまま製品を販売することはできない――その想いが、今回の決断の原点でした。
成分見直しと嬉しい変化
製造工場とすぐに話し合いを行い、こちらの想いを伝えたところ理解を得ることができ、新しい成分の提案を受けました。
もともと使用されていた石油由来成分「フェノキシエタノール」は一般的に使われている防腐剤ですが、植物由来の代替原料は高価で使用が難しいという課題がありました。そこで、成分の組み合わせそのものを見直し、最適な処方を再検討しました。
その結果、石油由来成分ゼロを実現できただけでなく、嬉しいことに以前よりも泡立ちが良くなるというプラスの変化も生まれました。
地元・富山だからこそ実現できたスピード感
ネルコッチャは「地元・富山の循環」をコンセプトに、製造や梱包資材調達もすべて富山県内の企業と連携しています。
もともと石油由来成分の配合量は刺激性や生分解性に大きな影響が出るほどではないと判断され、製造元から提案されたものでした。しかし、今回あらためて成分への想いや目指す方向性をしっかりと共有できたことで、関係者全員の理解が得られ、スピード感をもって改善を進めることができました。
これは、顔が見える距離で協力し合える地元企業同士だからこそ実現できたことだと感じています。
ハトムギぬか油アップサイクル事業について
ハトムギぬか油の抽出は高度な技術を要します。株式会社ミヤモリの現社長と地元企業5社で立ち上げたアップサイクル事業は、2025年で5年目を迎えました。
現在、この事業を継続しているのはミヤモリのみとなっていますが、それでもブランドとしての歩みを止めることなく続けています。
ネルコッチャブランドには、
- 肌の健康維持
- サステナブルなライフスタイル
- 心地よい気持ちの維持
という理念が込められています。
これから目指す未来
この事業に誇りと自信を持ち、サステナビリティを掲げてライフスタイルやスキンケア・ヘアケアへとつなげていきたいと思っています。体に優しいもの、環境負荷の低いもの、生分解性、ボトルレスを目指しています。スキンケア製品のボトルレス化は今後の課題として取り組んでいきます。

エコストアパパラギからのメッセージ
石油由来成分ゼロを目指す上で、「微量だから大丈夫」という考え方では、取り組みがなかなか前に進みません。
環境への負荷をいかに減らせるか。その価値を理解し、共に歩んでくれる企業が少しずつでも増えていくことが、日本のサステナビリティを高めていくためには大切だと感じています。
ネルコッチャのスピード感を持ったリニューアルは、エコストアパパラギとして、とても嬉しく思い、希望を感じました。
日本の未来は、明るい!と今回ネルコッチャを通して強く感じました。