ヴィーガン・グルテンフリーのお菓子をパッケージフリーで販売しています
子どもも大人も、お菓子は元気の素!
でも、健康上の事情から、なんでも食べられるわけではない場合も。
ここ数年、エコストアパパラギを訪れる方に、そうした「食の制限」に関するお悩みを持つ方が急激に増えています。
食に制限のある方も、ない方も、一緒に楽しむことのできるお菓子を提供したい!そんな思いから、エコストアパパラギでは動物性食品や小麦を使わないお菓子を販売しています。
※パッケージフリーでの販売です。タッパーなどの容器のご持参にご協力をお願いします。商品によっては崩れやすいものもありますので、お気をつけてお持ち帰りください。
お菓子を作ってくださっている方々のお話、そしてエコストアパパラギでご購入いただける商品の一部を紹介します。
SUN CACAO 加藤純代さん、加藤泰さん
「太陽みたいにみんなに元気を与えられるチョコレートを作りたい」という思いでSUN CACAOと名付けたという加藤さんご夫妻。岡山県でチョコレートや焼き菓子の工房と、量り売りのお店を構え、イベント出店もされています。

左・純代さん、右・泰さん

SUN CACAOさんのお店(岡山県)では、お菓子以外にも多彩な食品や調味料を扱う
タンザニア産の有機カカオ豆から作る味わい豊かなチョコレートと、そのチョコレートを使った焼き菓子の数々は、味に敏感なエコストアパパラギのお客さんにも大好評です。

エコストアパパラギでの販売
純代さんと泰さんは、SUN CACAOのお店を始める前、それぞれがパティシエとして仕事をしていました。あるとき、純代さんは京都でカカオ豆からチョコレートを作っているお店で働くことになり、「純粋なチョコレートってこんなに美味しいんだ」と気付いたそうです。そのお店で出会ったのが、泰さんでした。
2人とも以前から環境問題に関心があったとはいえ、最初からヴィーガン・グルテンフリーのお菓子を作っていたわけではありません。パティシエとして働きながらチョコレートや焼き菓子をイベントで販売し始めた頃は、卵も乳製品も小麦粉も使っていました。
転機となったのは、娘さんが生まれたこと。卵や乳製品のアレルギーがある娘さんのために、動物性の材料から植物性の材料にシフトしたいと考えるようになりました。それなら小麦もやめてみよう、ということになったのです。
時間をかけて調整を重ねながら、卵、乳製品、小麦を使わなくても美味しさや食感に納得のいくお菓子を作り上げました。
SUN CACAOさんから、エコストアパパラギのお客さんへのメッセージ
量り売りのお店をやろうと決意したとき、どんなお店があるのかなと調べていて、エコストアパパラギさんを見つけました。先陣を切って量り売りやプラスチックフリーに取り組んでいるので、私たちにとっては憧れの存在です。
そんなお店でSUN CACAOのお菓子を取り扱ってもらえるのは夢のようです。神奈川県藤沢市という場所で販売してもらえることで、普段は届けられない方々にもお菓子を届けられることが本当に嬉しいです。
SUN CACAOさんのお菓子紹介
※紹介している商品は一部です。季節や販売状況により、店頭にない場合もございますので、ご了承ください。
ちょころん
タンザニア産有機カカオのチョコを使った絞り出しクッキーです。しっとり大人な味はやみつきです。ギフト用に瓶詰め(60g)もあります。
※ナッツフリー
チョコちゃんスコーン
チョコとカカオニブをたっぷり混ぜ込んだザクザク、ボリュームたっぷりスコーンです。
米粉チョコクッキー(夏季以外の季節限定)
岡山県の米粉とアーモンドのクッキーにタンザニア産の有機カカオ豆を使用したチョコをトッピング。
シナモンロールクッキー
グルテンフリー&ヴィーガンのクッキー生地でシナモンとカルダモンのシュガーを巻いて焼いています!
Savoia by haljam 石井波瑠奈さん
「ずっと元気でいるためには食を楽しむことだ」
食に制限がある人もない人も共に楽しむことができるお菓子を作っていきたい、そう思っています。
学校を卒業してずっと「美味しいもの」にこだわって作ってきた、お菓子作りが大好きです。
一方、胃腸の調子が悪い状態が続くということが年に一度はあった。それが長年続き、ある日ふと思った!
「グルテンが体に合ってないのかも?」
そこでグルテンフリーのお菓子作りに挑戦、自分をグルテンフリーの食生活に変えた。
それから体の不調はなくなり、もともと胃腸が強くなかった自分に変化があった、何より大好きだった菓子パンの暴食(?)がなくなった事が余計な糖分をとらなくなった。
そして、最近市販のパン類からグリホサートが検出され話題になっています。
今思えばそれも原因だったのかもしれない、だから素材には絶対こだわりたい。
※グリホサートの問題については、このページの下部をご覧ください。
Savoiaさんのお菓子紹介
※紹介している商品は一部です。季節や販売状況により、店頭にない場合もございますので、ご了承ください。
クランベリー&チョコチップクッキー
オートミールベースのザクザク食感。満足度の高いクッキー。
セサミフロランタン
人気のフロランタンに黒ごまをプラス。より引き締まった印象に。
ブラウニーチョコボール
ブラウニーを思わせる濃厚なクッキー。
ココナッツサブレ
ココナッツの香りが口いっぱいに広がるサクサククッキー。
トマトバジルサブレ
トマトの酸味とアクセントに乗せたハワイアンソルトが後引くサブレ。お酒との相性も抜群です。
除草剤「グリホサート」の問題
グリホサートを有効成分とする除草剤が、ドイツのバイエルに買収されたアメリカのモンサント社が開発した「ラウンドアップ」です。すべての植物を枯らす強力な除草剤で、世界中で一番売れてきた農薬です。
2015年、WHOの国際がん研究機関(IARC)が、ラウンドアップを毒性ランクで上から2番目の「ヒトに対しておそらく発がん性がある」というグループ「2A」に指定しました。
毒性を示すいくつもの研究結果を踏まえ、国際的にグリホサート禁止の勢いが強まっています。
日本はこうした世界の動きとは反対に、2017年12月、厚生労働省はグリホサートの残留基準値を大幅に緩和したのです。
2019年、農民連の食品分析センターが市販の食パンを検査したところ、輸入小麦を使用したパンの全てからグリホサートが検出されました。国産小麦を使用したものからは、一切検出されていません。また同センターによる学校給食のパンの検査では、国産小麦、米粉を除くすべてから検出されています。
出典:「私たちは何を食べているのか まともな食べ物がちゃんと手に入らない日本」著・安田節子/三和書籍
グルテンフリーという生き方
エコストアパパラギに来店されるお客さんに、なんとグルテンフリーを実行している方の多いことか。実際に小麦と乳製品を抜いてみると「体調が完全に変わった!」という人も少なくありません。
なんとなく疲れていることが多かったり、昼過ぎにはもう眠くなり体がだるくなる、鼻づまりがひどかった、などという人が改善したという話も聞きます。
それらが、主に小麦と乳製品からくるアレルギーが原因だったのではないか?とのことです。
実際にIgG検査を受け、アレルゲンを除く食生活をしばらく続けてわかったという人もいました。
自分の体にきちんと向き合うという習慣はとても大事。個人差もまちまちですから、決して病気ととらえず「それも個性だ!」という発想が大事なのかもしれません。
※(参考文献 2週間で体が変わる グルテンフリー健康法)↓
