黒潮クルーズ・2025年10月31日〜11月9日

太平洋航海プロジェクト(黒潮編)
相模灘横断~遠州灘~熊野灘~那智勝浦~八丈島海洋探査クルーズ!
25年10月31日(金)~11月9日(日)途中寄港地での乗下船可能

日本列島に沿って流れる「黒潮」は、幅50~100Km、深さ200~1,000mもある巨大な「海河」だ!
北赤道海流がフィリピンのルソン島東海域の海上で向きを北に変えるあたりで誕生し、本流はトカラ列島(トカラ海峡)を横切り四国、紀伊半島、東海地方の太平洋沿岸を流れ、伊豆諸島の御蔵島と八丈島の間を通過した後、房総半島犬吠崎沖で東に転じる。
そして「海上の道」とも言える北上する黒潮の流れが海洋生物のみならず陸上植物までも拡散、先史時代以来多くの南方的な要素を日本文化にもたらしました。
この「海上の道」を南下、北上、横断しこの巨大な海流を体感しながら各地、各港を訪れます。
そして私たち日本人がどのように海に関わってきたのか?人々との交流を通して学びたいと思います。

写真:熊野灘に沈む夕日(三重県沖)

黒潮文化圏とは、黒潮の流れに沿って展開された地域において、共通の文化的特徴や人々の交流が認められる範囲を指します。これは、単なる地理的な概念ではなく、黒潮という自然の海流を軸に、人々の移動や交易、信仰、言語などが互いに影響を与え合って形成された歴史的・文化的なつながりを意味しています
~地球と海と自然のエネルギーを体感し、日本のエネルギー問題・海洋汚染の現状を知る~
地球のすばらしさや自然の成り立ちや仕組みを知れば「原発なんかいらない!化石燃料なんかなくても大丈夫」ということが体感できる、それが “グレート・ネイチャー” だ!

黒潮クルーズ日程(途中寄港地での乗下船可能)

10月31日(金)船内前夜泊
11月1日(土)横須賀~下田
11月2日(日)下田~那智勝浦へ南下、オーバーナイトで3日(月)那智勝浦着
11月5日(水)那智勝浦発~三木浦港
11月6日(木)オーバーナイトで三宅島
11月7日(金)三宅島着
11月8日(土)千葉
11月9日(日)横須賀帰港

月明りや星空の下をセーリング(夜のワッチ)


参加資格等
原則としてNPO気候危機対策ネットワーク会員。
※非会員の方はNPO気候危機対策ネットワークの「お申し込み手順」をご確認の上、会員にお申し込みください。
原則として高校生以上
写真 那智勝浦漁港での風景

参加費用等

①食費自己負担
②参加費 16,000円/日~ほどの負担(参加人数にて決定します)
※学生でも参加できるよう費用負担の軽減を検討しています。

船内キャビン(ダイニング)で乾杯↓
お申し込み

氏名・年齢(乗船名簿上必要のため)ヨット経験など その他コメントなど添えて
jyosen(@)eco-papa.com ※迷惑メール防止のため@に着けている()を取って送ってください。

主催

NPO法人気候危機対策ネットワーク

写真↓ 寄港地の一つとして予定している三木浦(和歌山県)密集した漁村の全ての家屋が海を向いている海流に乗ってくる流れ藻の観察も行います!
船内キャビン配置図