気候危機・平和の危機そしてジェンダー平等
気候危機・平和の危機そしてジェンダー平等 7月4日(金)20時@オンライン講座
気候危機に立ち向かう行動と共に、ジェンダー平等社会の実現も同時に推し進めることが必要です
全人類的課題である気候危機に対して、国際協調の枠組みとして取り組んでいる様々な課題、進捗状況等は芳しくありません
社会・経済システムの大転換が必要な気候危機対策!しかし日本においてはむしろ後退しているとさえ言われています。
そんな絶望的な状況に希望はあるのだろうか?
そこで、ふと目を凝らしてみると、多くの市民活動などが「世界の構造変化」を起こし、ジェンダー平等を後押しているという状況が世界規模で進んでいます。日本の草の根運動もこれらの発展を促してきたという事実があります。
さらに、日本の運動も「ジェンダー平等」を人権の課題としてきた世界の流れの一翼を担ってきたのです
そこに希望があるのです。
時代に逆行しているのは政治であり、気候危機・平和の危機に立ち向かう行動も「ジェンダー平等」の実現も一体不可分であり同時に進めるべき全人類的課題であると私たちは信じています。
世界に目を向けてみても
ジェンダーギャップの克服が進む国がいち早く再生エネルギー100%を達成、若しくは近づいているという事実があります。
当然それらの国々は議員の構成比を見ても女性が約半数を占めるなど、パリテ議会の達成が見られます。
一方気候対策に大きく後れを取る日本は、
ジェンダーギャップ指数においても激しく後れを取っている。
これは偶然とは言えないし、男か女かという単なる属性の問題でもないと思う。
生活者として、家事、育児などを担う圧倒的多数の女性は、人が生きていくうえでの基本的な生活の中で、日々様々な問題に直面している。
一方男性の多くが、企業という器の中で、競争原理に埋没せざるを得ない環境下に置かれ、生活者としての感性を磨く余裕がないという状況が見られる。
ジェンダー平等、そして家父長制度のもとにある社会を変え、女性をはじめとした、あらゆる人たちの思考を結集しなければ「気候危機」という全人類的課題を克服することは難しいと私たちは考えます…。
この講座では
1部 「気候危機とジェンダー平等」という視座で NPO気候危機対策ネットワーク代表の武本匡弘が報告
2部 「家父長制とジェンダー」~日本の歴史からスケッチする~ というテーマでゲストに澤田季江さんをお迎えし、
そもそもジェンダー「家父長制度」とは何か?という事を「ジェンダー」と同様に、男性優位や「家父長制」は、人間社会の初めから存在したわけではない、という事実を古代・弥生時代からさかのぼって検証し、近代国家形成に至るまでどのような経緯をたどってきたのか?を検証します。
セミナースケジュール
◆2025年7月4日(金)20時~21時45分@オンライン(Zoomを使用します)
◆参加費 1,000円(ひと家族あたり)
◆主催 NPO気候危機対策ネットワーク ◆共催 労働者協同組合 エコストアパパラギ
お申し込みは通信販売ページからお願いします。
お問い合わせはエコストアパパラギ 0466-50-0117 まで。
ゲスト 澤田季江さん
話題を呼んでいる「ジェンダー視点で学ぶ女性史」(日本機関紙出版センター)の著者
「歴史は細部に宿るともいわれますが、多きなジェンダー史の流れのなかで、女性たちの格闘と活躍を掴むことで歴史に生きるわたしを感じさせてくれる、そっと傍に置いておきたい良書。」同志社大学教授岡野八千代さん推薦文より
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