募集!一緒に働く仲間 ~エコパパが目指すあたらしい仕事のかたち~
文責:武本匡弘

現在、エコストアパパラギでは一般的なスタッフ募集・パートさん募集、というような雇用労働での募集は行っておりません。
ただ、同じ志を持って現在の社会が抱える問題、気候危機・過剰消費社会・プラスチックごみ問題等々への解決を目指し、そのための実践を行っていくということへの賛同者、一緒に働く仲間探しを行っています。

<経緯>

エコストアパパラギは環境活動家の武本匡弘の提案によって立ち上げられたプロジェクトの一つです

プロダイバーとして35年余り、海の変容を見続け、広い太平洋で毎日漂流するゴミを目にし、「海は、ただならない状況に陥っている」と痛感、陸での基本的な生活から見直さなければ!そんな強い思いから、使い捨て消費をやめ、プラスチックに囲まれた生活を見直し、人と地球に少しでも負荷をかけないライフスタイルを提言したいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。。

陸に居ると気が付かない様々な出来事は、人の健康を侵し、海と地球を壊し続ける
という事に他なりません。
つまり、海からの訴えは多くの生活者に届く必要があると考えたのです。

<社会実験>

しかし、「プラスチックフリー・ゼロウエイスト」を提唱するストアは欧米では多く見られるものの、日本ではまだ誰も試みていないという現状がありました。
そこでこのプロジェクトは、云わば「社会実験」の様な試みでもあったのです。

立ち上げには金融機関での口座設定や、仕入れなどの取引も必要なので、便宜上株式会社として立ち上げましたが、これはもともと私たちの本望ではありませんし、家族で立ち上げたこのストアは私たちの生業とする計画ではありません、立ち上げを行い、基礎作りをしたのちには次世代へ引き継いでいくというのが当初からの計画であるので、「経営者」と「雇われている人」という関係で運営をし続けていくということではないのです

<一般の雇用労働募集と何が違うのか?>

1、先ず、最初は一般の雇用の様にパートスタッフとして、一定の期間(3~6か月)働いてみます。
2、ただ、そのままパートスタッフとして働く、誰かに雇われている、という意識のままでは意味がありませんので、当初から「将来的に(数か月後)自分も運営に参加する」ということを前提にこの仕事に関わります。
つまり、「働く」ということの意味が違います、誰かに雇われるわけではない、という意識がいずれ必要です。
もちろん、その期間に自分の関わり方にイメージが持てなかった場合には、断念されることに躊躇や縛りは必要ありません、基本的には楽しみながら、将来に夢が持てるか?ということなどが大切です。
3、自分がしたいこと、ではなく自分は何をするべきか?ということの違いを理解している必要があります
4、どんな仕事であれ、社会・地球環境・自然と乖離して存在することはできません、ですから、人々の生活と社会・地球環境のために役に立つ仕事をする、という意識があることことが前提になります。

※協同運営のイメージがわかない方へのイメージフレーズ           
ワーカースコープ・生活協同組合・再生可能エネルギー
・市民エネルギー団体・NPO法人各社・障がい者支援
・フードバンク・食、農、林業などでのワーカーズ
・緑化、環境 ・子育て支援、若者自立支援
ヨーロッパでは エコストア、ゼロウエイストストア、書店
・カフェ、製造工場 , 共同運営によるバルもあります(写真)→

<一般の企業で働くのと何が違うのか?>

1、先ずは「競争原理」に基づいた経営ではありません。
2、当然、成績主義、業績主義でもありませんし、ハラスメント等があってはなりません
3、仕事ができる、出来ないということで人を評価する、されるということがあってはなりません
4、すべて平等な立場ですから、お互いを尊重することが基本、複数の人が職場に存在する限り、一番弱い立場の人の目線に立って職場環境を整えます
5、そして何より、創造的で英知にあふれた職場であるべきと考えます

<競争原理を超えて>

現代社会では、教育から社会、経済活動のほぼ全てにおいて競争原理がはたらいています。
例えば、自由競争経済(資本主義経済)においては競争力によって人の能力を引き出すという形が取られている事が解ります

しかし、競争心を刺激することは、手っ取り早く人間を奮い立たせる力を持っている反面、目標を他人に置くために自分自身を見失うという欠点があるように思います
しかも、競争原理の環境下に置かれた人間や、能力主義で追い立てられているうちは、社会や地球環境に対して目を向けさせない人を作り、人々を思考停止させるという危険性をはらんでいます。

結局それでは、人も会社も持続可能な成長が望めず、果ては社会の荒廃や環境破壊を増幅させる一方といえるのではないでしょうか?
私自身30数年間の経営者としての実践や経験を通して学んだことは、正にここにあると認識しているのです。

<計画の推移>

1、2019年3月設立後約一年後に協同組合形式に移行予定だったがコロナ禍の影響等で遅れる
2、2020年7月より共同運営者を想定した募集を開始、8月よりパートスタッフとして実践始まる
3、2020年10月一般社団法人「プラスチックフリー普及協会」設立準備
4、2021年1春までにパートスタッフとして実践した方々の中から希望する人がこの法人の運営メンバーに加わると同時に現在の立ち上げメンバーのうち不動産部門を担当する者以外は運営から外れ、他のプロジェクト部門(NPO 気候危機対策ネットワーク等)に携わるなど、エコストアパパラギ藤沢店でのストア運営スタッフの一新が行われ、自主的な運営メンバーによる運営形態になる。        

<応募に必要な経験など>

1、何より、エコストアパパラギを利用している、扱っている商品を熟知している
2、販売している生活用品などを自分も実際に使っていて、その基本コンセプトを理解、実生活においても自らプラフリー生活を試みている
3、気候変動がこのまま悪化することで、将来、どういう事態が起こり得るかを理解し、想像できる
4、農薬や食品添加物、化学添加物、可塑剤などが人体に及ぼす影響を理解している
5、ネイチャーセミナー等に参加して学習した経験がある
以上は、あくまでも原則ですが、全く知識がなく情報に疎いという状態からは一歩進んでいる必要はあります。

<業務内容>

1、エコストアパパラギの店舗運営 接客・販売・商品開発             
2、ホームページ・FB・インスタグラム作成管理などの技術がある方はこの担当
3、他地域での店舗展開に為の開発、新規店立ち上げなどに関わる企画・開発など

興味のある方は、メールにてお問い合わせ下さい、応募の手順フォームをお送りいたします。 info(a)eco-papa.com 担当武本

※(a)を@へ変更してお送りください

<夢は行動の種!> 提唱者武本匡弘の想い

このプロジェクトを立ち上げるきっかけは上記の経緯のとおりです。
しかし運営形態に関しては、自分自身が経営者として経験してきたことからの想いでもあります
そもそも約35年前、20代の最後の年にダイビングの専門会社を設立し、約30年間国内外10数店舗を有する企業の経営と環境NPOの運営に携わってきました

私自身の経営に対する基本理念は「民主的な経営」の実践で社長と従業員という関係式に強い抵抗があり、働く人の幸福が最も優先され、「競争原理」を排除した会社運営を目指してきました。
引退後後輩に経営を譲渡し、新しい経営モデルを模索し、現在進めているエコストアパパラギでの協同組合計画を理想と考え、準備を進めてきました。

働く人たちがみな夢を持って働き「夢は行動の種」の実践の場がエコストアパパラギであるべきと考えます

ーー↓ここから先はさらに深く理解したい人のためにーー

<現在の社会が抱える問題と限界>

エコストアパパラギを開業に際し、当初から計画していることに、経営形態を協同組合(ワーカーズ)にするということがありますが、そもそも日本社会は、多様な価値観を受け止め合い、一人一人が自立し、自らの生き方・働き方を創造する、新たな社会モデルを切り拓く時代に来ていると感じています。

これは、これまでの競争原理をもとにした経済システムでは限界にきているということも意味します。
何より、地球環境を優先した持続可能な経済活動など皆無に等しく、自然環境は限界を超えています。

更に、「今だけ・金だけ・自分だけ」を露骨に標榜するような風潮は、人間だけでなく地球上の全ての生命を破滅させるほどの勢いで暴走している様にに思えるのです。

以上の基本を理解し、目指したいという気持ちが何より基本になるのですが、自分はそう思っていても、誰かに雇われている場合には、社長や経営者が違うと言えばそれに従わなければなりません。
つまり、雇われている、という従属関係である以上限界があるということです

ですから、人々の生活や、社会、地球環境に貢献したいと思うなら他人に経営を委ねない、自分が主人公になろうとする労働のあり方が必要なのです

<もっと具体的に知りたい・イメージを持ちたいという人は>

ワーカーズコープ・センター事業団のオフィシャルサイトをご覧ください https://www.workers-coop.com/
そのサイトの中にある動画(ユーチューブ)「ワーカーズコープ 協働労働への招待」33分
をご覧いただければ、どんな職種やどんな人たちが新しい仕事を立ち上げているのか?などイメージを持つことができると思います。⇒ https://00m.in/sjZop

<新しいしごと・良い仕事づくり 何より楽しい!>

私達が暮らす地域で、私達に必要な仕事を、私たち自身が起こす。
ワーカーズが実践するのは、そんな「働きがい」「生きがい」を育てる新しい働き方の追求です

私は、この新しい運営形態を実現するために模索し続け、これまで          
一社)協同総合研究所という研究機関の会員として学び、活動してきました。(2000年時点で6年目を迎える) https://jicr.roukyou.gr.jp/ 
※研究所が発行する月刊誌「協同の発見」→

エコストアパパラギの開業にあたっては、まだ未知の業態(国内初のプラスチックフリー専門店)ということもあり、とりあえず自費を投じて株式会社でのスタートをしました。そして、おおよそ1年半~2年程の実践期間を経たのち一般社団法人化に伴い新たな賛同者を募りスタートさせたいと考えていました。
※開業半年目の段階での実践報告は「循環とくらしNo,9」(廃棄物資循環学会発行)で武本の論説が掲載されています

<コロナ禍を超えて>

ところが、コロナ禍で思わぬ経営危機を迎えてしまい、かろうじて生き残ってはいるものの当初の計画は少々先延ばしになってしまいました。
しかし、もともと私たち家族4人で始めたストアを家族での生業とするつもりは全くなく、同じ志を持った人が地域で集い、全国に広がっていくという最終ゴールなくしてこのチャレンジの意味をなさないのです。

<協同労働とは>

全組合員経営・みんなで決定・よい仕事をするが原則、もちろんボランテイアではありません。
協同組合(ワーカーズ)の特徴は、働く人が出資をして組合員となり、経営に携わることです。
つまり、誰かからの指示待ちではなく、人任せでもなく、全員が経営に責任を持ちます。
もちろん経営に参加するというのは、何か特別な能力や経験が必要なわけでもなく、何も難しいことではありません、「人に雇われている」という意識だけは持つことがない、という解釈が必要かもしれません。

基本は会議や学習会などを持ち、仲間と徹底的に話し合い、一つ一つをみんなで決めていくことです
アイデアや意見を出し合い、社会や地球環境などが抱える課題を仕事で解決し、地域の宝を発見し、人と地球環境に役立つ仕事を起こします。

<自分たちの働き方も、みんなで決めていきます。>

例えば、今エコストアパパラギでは、営業時間も休日もみんなで    
決めてます。
最優先は個人の健康・生活上の都合、幸福感等であり業績が優先ではありません、10時開店~17時には閉店ですが、7時間の営業時間でどれくらいのことをやれるのか?
残りの一時間で考え、仕事の整理等を行っています

普段一番考えることは「自分にしかわからない仕事にしない」
「誰にでもできる仕事でなければ意味がない」ということ。

これら全て、将来の協同組合(ワーカース)の実現を目指しての準備期間と考えています。
「よくわかんないけど、こういう仕事したかった、環境に関わる活動がしたい、いつかは自分もこういうお店をやりたかった、、等々」動機は様々でよいと思います、ただし、漠然とした思いの前に幾つかの体験や学習などは必要です。

<協同ではたらくガイドブック>入門編
この本は、誰にでもわかりやすくワーカーズコープのことやワーカーズコープの立ち上げ方法を知ってほしい!という思いを込めてつくった本です。
イラストや写真などをたくさん使い、視覚にも見易い工夫をしています。
地域の課題をなんとかしたいと思った人が数人集まれば、
誰でもその解決のために仕事をおこせる時代がやってきます

これまでワーカーズコープが培ってきたノウハウを一冊にまとめました。
(一社)協同研究所 https://jicr.roukyou.gr.jp/ から購入をされて下さい

お問い合わせは info(a)eco-papa.com まで